イラスト。

■大人になれなかった子ども。もうこれ以上、動けない。

父親からの愛と、母親への愛を捨てられなかった子供。
幼少期からの教育で、非常に狭い世界で生きてきた為に、他人に目を向ける余裕なんてなかったんでしょう。
というか目を向けたらまた事態が悪化しそうで怖い。やる事えげつないよ、天上王。

そういう設定の所為で、リオンのイメージは「愛情に飢えた子供・孤独に怯える子供」というのが強いです。
まぁ、リオンは思っていたとしても絶対表面に出さないでしょうけどね。
愛する女性を人質にとられたり、父親からは捨て駒にされたり、元仲間と戦って死ねと命令されたり、身動きの取れない状況の人間とは思えないほどふてぶてしい態度でこそ、リオンだと思ってます。何せ本人曰く自分の人生に満足しているそうなので。

でも一回、「友達」だとか「仲間」だとかの意味を小一時間ほど説教されればいいよ。



それにしても、これが「リオンと言えば白タイツだよね☆」というコンセプトの元に描かれた絵だと、何人の人が気付いただろうか…。

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